雨とメコンと少数民族〜Bangkok(3)

ウィークエンドマーケットにて

深夜のノーンカイから早朝のバンコクへ。睡眠不足のまま予約した宿へ。幸い早朝にもかかわらず、チェックインでき、しばしの睡眠。その後は、モーチットのウィークエンドマーケットへ。

2009/08/23(Sat:第24日)ウィークエンドマーケットのパフォーマンス<バンコク 晴れ>

-(999)-5:30バンコク・モーチット・バスターミナル〜Royal Asia Lodge
寝苦しい一夜
バスは1時間程度でウドーンターニー(註1)に到着。ここで空席が埋まる。休憩も何もなくバスは出発する。VIPバスということだが、大きめのミネラルウォーターとコーラの缶、ビスケットが配られている。コーラを飲み、あとは取っておく。さらには、チケットに25バーツ分のクーポン券がついていて、これはあとで停車した時に利用できるようである。(註1…Udon Thani。人口39万のイサーンの中心都市。かつて米軍基地があり、それによって栄えた。)
深夜1:00手前くらいに、どこだかわからないドライブインに到着。ここで長めの休憩である。まずはトイレに行き、売店でクーポンを使う。ただし、25バーツぴったりというものがなく、缶コーヒーとドライフルーツを購入。クーポンプラス、20バーツ支払う。
バス内で缶コーヒーを飲んだが、そのとたんに腹具合がおかしくなってきた。やはりイサーン料理の辛みが影響しているようである。幸い、バスにはトイレがあるので、何事もなかったが、3回も使ってしまった。
バスはその後ノンストップでバンコクを目指す。何もそんなに早い時間でなくてもと思うのだが、気づくと3:00頃、ロッブリー(註2)の文字が見えた。さらには、アユタヤ(註3)も過ぎた模様で、ドンムアン空港(註4)のそばを走っている。(註2…Lopburi。人口24万のアユタヤの北にある都市。クメールの支配を受けたことがあり、クメール様式の寺院がある。)(註3…Ayutthaya。人口15万人のバンコクの北にある都市。かつてアユタヤ朝が栄え、その遺跡は世界遺産である。)(註4…Don Muang Airport。かつてのバンコクの国際空港であったが、スワンナプーム国際空港が開港してからは、一部の国内線が就航するのみである。ただし、タイ空軍がここをベースとしているため、廃港になることはなさそうである。)
睡眠をむさぼる
モーチット(註5)到着5:30という早朝。荷物を受け取り、タクシー乗り場へ。バスのところでタクシーと声をかけてくるのは、交渉制タクシー(註6)のドライバーである。数は少なくなったが、未だにバンコクでもメーターのないタクシーが走っている。ただ、これに乗ったら、いくら請求されるかわからない。声を振り切り、メータータクシー乗り場へ。(註5…Mo Chit Mai Bus Terminal。通称バンコク北バスターミナル。主に、バンコクよりも北方面へのバスが発着する。)(註6…現在も地方都市などではメーターのないタクシーがあるが、かつてのバンコクでもこれが当たり前であった。なぜか、北バスターミナルにはこのタクシーが常駐している。)
タクシーは、高速料金40バーツプラス、メーター料金180バーツで目指す宿に到着した。ここは日本で予約してきている。ただし、チェックイン時間より遙かに前なので、これを受けてくれるかである。幸い、部屋<下左、下左中、下右中>がもらえ、朝食<下右>としてもらったミネラルウォーターとビスケットで腹を満たす。

客室 ありがたい冷蔵庫 バスルーム これが朝食

部屋には、冷蔵庫があり、これで飲み物を冷たいまま飲むことができる。また、バスタブがある宿はいつ以来だろうか。そして、ポットがあり、お茶とインスタントコーヒーも用意されていた。かなり充実した気分となる。むさぼるように食べたあと、トイレに行き、すっきりした。その後、昏々と昼まで眠った。

ホテル専用のトゥクトゥク ソイ6 別名スカイトレイン スペアリブの入った炊き込みご飯

起きたあとシャワーを浴び、外出する。宿はソイ(註7)の奥にあるため、ホテル専用のトゥクトゥク<上左>も用意されていた。宿泊した宿の周りには、同じようなホテルが数軒あったが、いずれも専用のトゥクトゥクやカートを持っているようだった。ソイ<上左中>の中は、クルマがすれ違うことができるくらいの道幅で、メインストリートのスクムビット通りまではまっすぐながらかなりの距離がある。ナナ(註8)からBTS<上右中>に乗り、バンコク初日に食べた食堂へ。スペアリブ入りご飯<上右>をオーダー。水も頼み、51バーツ(註7…Soi。タイ独特のメインストリートからの脇道。多くはまっすぐのびているが、行き止まりである。入り口遠くとはかなりの距離があり、バイクタクシーやシーローが客を待ち受けている。)(註8…Nana。欧米人を中心とする旅行者が集まる地区。夜となると一大歓楽街と化す。)
ウィークエンドマーケット
このあとはどうしようかと思ったが、チャトゥチャック市場(註9)に行くことにする。ここはウィークエンドマーケットとして知られている。幸い、本日土曜日である。(註9…Chatuchak Weekend Market。1982年設立。週末のみの市場。)

チャトゥチャック公園 ウィークエンドマーケット 籐製品 造花

BTSのモーチット。凄い人出である。公園<上左>を横切り、ウィークエンドマーケット<上左中>内へ。カラフルな品物<上右中、上右>が目立つ。商品を撮影したあとは、マーケット内で演奏<下左、下左中>パフォーマンス<下右中、下右>を行う人たちを中心に撮影する。こちらも凄い人出で立ち止まることなどできやしない。目についた被写体を適当に撮し、まあ満足した。

女装ミュージシャン 男女のデュオ サムライ コーヒー屋のパフォーマンス

そのままBTSで戻る。少し早かったが、夕食にする。場所はナナに近い。宿はソイの奥でいったん戻るとまた出てくるのに時間がかかってしまう。やっぱりもう少し便利な場所にした方がよかったかもしれない。
7Seasというこぎれいなレストランで、ビアチャーン<下左>クラムチャウダー<下左中>魚介の揚げ物<下右中>とご飯というような組み合わせにする。ビールは小瓶だったが、2本つき、これをワインクーラーで冷やしてくれる。ちょっと値が張り、480バーツであった。その後、ネットカフェに行く。70バーツ

ビアチャーン クラムチャウダー 揚げ物とご飯 テレビに見入る人と象使い

ソイの象使い
戻りかけると、ソイには象使い<上右>がいた。<Next→泰緬鉄道と戦場にかける橋>

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ルアンナムター 景洪(1) 景洪(2) モンハン モンフン モンラー

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