雨とメコンと少数民族/目次

近年、ラオスと中国が日本人旅行者に対し、15日間限定であるがビザなしの入国を認めるようになったことと、国情も落ち着いてきたことを考慮し、メコン川にまつわる場所を巡ってみたいと思っていた。ルートを検討すると、かなり長い期間を必要とし、筆者にとって一番長く休暇の取れる夏しかないと思い、雨季という懸念はあったものの、思い切って行くことに決めた。
起点はバンコク。中国の景洪までたどり着いたら、あるいは逆ルートで、バンコクに飛行機で戻るつもりだったが、その路線は運休中ということが判明し、ほぼすべてを陸路で回ることになった。航空券はすでに取ってしまったので、変更はきかず、せめてバンコクとチェンマイだけは航空券を自分で手配した。紆余曲折はあったが、いよいよ雨季の旅に乗り込むことになった。
2008年夏、雨にやられながらも、メコンと少数民族をテーマに歩いた旅の記録。
使用カメラ:Pentax MZ-3/Richo GR1s/Richo GR DIGITAL
使用レンズ:Sigma 20mm F1.8 EX DG RF/Pentax FA35mm F2.0/Pentax FA50mm F1.7/Richo GR28mm F2.8
使用フィルム:Fuji RVP100(reversal)/Fuji Neopan Acros(monochrome)/Kodak T-MAX100(monochrome)

[Contents]

プーケット経由…バンコク直行と思ったら、時間がかかった。おまけに怪しいタクシーでよけいな出費が。(2008/07/31)

3度目のワット・ポー…まずはワット・ポーで肩慣らし。意外に涼しいバンコク。(2008/08/01)

旧市街巡りとナイトバザール…チェンマイに移動。まずはナイトバザールの少数民族観察。(2008/08/02)

ドイ・ステープにリベンジ…ツアーでモン族の村とドイ・ステープへ。(2008/08/03)

なごみのチェンラーイ…バスでチェンラーイに移動し、日本人宿へ。(2008/08/04)

メコンの流れ…オンボロバスでチェンコーンへ。メコンを渡りフアイサイでラオス入り。(2008/08/05)

快適国道3号線…ミニバスでルアンナムターへ。意外な早さで到着。中国入りの準備。(2008/08/06)

シーサンパンナへ…バスの中はいきなりの中国。ボーテンとモーハンで国境通過。そのまま景洪へ。(2008/08/07)

Have You Ever Seen The Rain?…景洪市内観光。この日から雨にたたられる。北京オリンピック開幕。(2008/08/08)

雨の中の水かけ祭り…バスの不通にめげずモンハンへ。タイ族のテーマパークでは季節はずれの水かけ祭りをやっていた。(2008/08/09)

サンデーバザール…モンフンの日曜市へ。国境警備隊にパスポートチェックを受ける。(2008/08/10)

旅立つ日にピーカン…国際バスに乗るため、モンラーへ。雨が上がっていい天気となる。(2008/08/11)

乗り継ぎでウドムサイ…細切れ移動でウドムサイへ。悪路の連続で休養を決め込む。(2008/08/12)

のんびりとウドムサイ…ウドムサイでゆるゆる。観光といってもやることがない。(2008/08/13)

山道で立ち往生…ノーンキャウ行きのミニバスがパンク。7時間かかり夜から体調不良へ。(2008/08/14)

ソンテウに乗って世界遺産へ…バスとは名ばかりのトラックでルアンパバーンへ。本格的に体調を崩す。(2008/08/15)

メコンに囲まれて…静かな宿に移る。休み休み古都を歩く。(2008/08/16)

さらにゆるい1日…前日同様の過ごし方。夕食を取れるようになった。(2008/08/17)

山の中のリトルカオサン…ミニバスでバンビエンへ。移動のみ。(2008/08/18)

田舎道を徒歩で…再びの雨ながら、田舎道を歩く。午後からは晴れて夕陽の撮影。(2008/08/19)

首都ヴィエンチャン…小さな首都にも近代化の兆しが。メコンはものすごい水量であった。(2008/08/20)

友好橋の国境越え…生ビアラオと対面。最後の国境越えでノーンカイへ。(2008/08/21)

夜行バスまでの長い1日…ノーンカイを歩き回り、バンコクへVIPバスで。(2008/08/22)

ウィークエンドマーケットのパフォーマンス…眠れぬ夜からバンコクへ。幸い部屋が使え、午後からチャトゥチャック市場へ。(2008/08/23)

泰緬鉄道と戦場にかける橋…鉄道でカンチャナブリーへ。あっという間の観光でバンコクへ戻る。(2008/08/24)

End Of The Summer…残ったフィルムでバンコクを歩く。いよいよ帰国。(2008/08/25-26)

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