熱々バンコク・アユタヤを行く〜バンコク到着まで

タイバーツ

2003年春、たまたま空いていたNWのバンコク便。東京−バンコクの路線は、タイ人気も相まってなかなか取れない。これはと思い、飛びつくが、ガイドブックを購入してみると、この時期のタイは1年でもっとも暑い時期であったのだ。

2003/03/26(Wed:第1日)バンコク到着まで<東京 晴れ バンコク 晴れ>

新東京国際空港19:00-(NW001)-23:59バンコク・ドンムアン国際空港〜Nana Hotel

休みが取れまた旅に出ることになった。行き先は、はじめヨーロッパも検討したのだが、あいにくと、自分のマイレージが貯まる便に関して、行きと帰りの日のフライトがないので、近所のタイにした。こちらならば毎日ある。それはいいのだが、出発間際になって、ついにアメリカ・イギリス軍がイラクに攻撃(註1)を始めてしまう。アメリカ系の航空会社なので、何となく嫌だなあという雰囲気が蔓延してしまう。これは現地に到着するまで続いていた。(註1…いわゆるイラク戦争。こちらはそれほどの影響はないと思ったが、この時、じわじわとSARSが蔓延していたのは、盲点であった。まあ、それでも旅には出ると思うけど。)

成田までの足を確保していなかったので、京成上野に行き、その場でスカイライナーを予約。簡単に取れた。空港では、あまりこの時期混雑していない。ただ、戦争の影響か、機内預けのバゲージ以外にも、手荷物までを機械のX線に通す必要があった。それ以外は、あまり厳重な検査はなかった。昨年やはり同じような時期に、NWを使ったのだが、搭乗直前に、靴まで脱がされすべての手荷物を開けてチェックしていたのが嘘のようである。もっとも、外国人には搭乗直後にこれを行っていたようだが。

アメリカの航空会社だが、ビール<下左>ビアシン(註2)が置いてあった。機内食<下左中>は、1回。フライトアテンダントによれば、"Beef rice or chicken noodle ?"ということだったが、後者を選ぶ。タイ風の焼きビーフンに焼いた鶏肉がのったものだった。あまりうまくない。が、到着してから外に食べに行くのも億劫なので、全部平らげる。外は真っ暗なので、まったく面白味のないフライトであった。ドンムアン空港<下右中>には定刻より少し早い到着。空港の建物直結ではなく、タラップを降りる。ねっとりとした空気に包まれ、心なしか足下も暑い感じがする。待機していたバスに乗り込み、建物まで向かう。外気は31度あるらしい。機内では、雨という情報だったが、この時は降っていない。さすがに建物<下右>に入ると、涼しくて落ち着く。イミグレを抜けると、タイミングよく荷物が流れてきて、ピックアップ。そのまま、銀行を見つけ、日本円のT/Cを\20000分両替。手元には、7026バーツ(以下B表示)。手数料を引いてある。ざっと、1Bあたり、\2.8くらいの計算。(註2…いわゆるシンハービール。だが、タイではシンと発音する。)

早くも嬉しいタイのビール こちらもタイ風メニュー ドンムアンに到着のノースウエスト機 空港内に入ってほっとする

すでに、エアポートバスは終了している時間なので、メータータクシー(註3)を探す。が、タクシーカウンターと思えたところは、リムジンのカウンターだった。一応、タクシーと表示してあったのだが。ホテル名を告げると、600Bということだ。男が待機していて、その後ろについて行くと、白いメルセデスに乗り込むよう促される。(註3…ドンムアンに乗り入れているタクシーはすべてメーター式であるが、バンコク市内には、メーターのついていない交渉制のタクシーもある。とはいえ、ごく少ない。空港では、タクシーチケットを購入するので、まずぼられることはないようだが、バンコク市内から空港への方が安上がりらしく、幾分上乗せされているらしい。)

クルマは深夜の幹線を疾走。はじめ無愛想に見えた運ちゃんだが、途中から話しかけてくるようになってきた。ホテルには、45分程度で到着。途中、屋台で食事をしている人たちを見て、バンコクも眠らない都市なんだなあと思った。そのホテルのある一角も、大変なにぎわいだった。

部屋 シャワールーム 手動ウォシュレット フリーの水

ホテルにネットで予約してきたバウチャーを見せるが、手続きはひどくゆっくりである。また、このホテルも夜は眠らないらしく、ロビーに人がかなりいる。部屋<上左、上左中>は、ダブルベッドだがこれをシングルユースとするらしい。それにしても、ドアの鍵が貧弱で大丈夫なのかという気がする。また、トイレには、ことを済ませた後用に水の出るノズル(註4)があった。いわば、手動のウォシュレット<上右中>である。また、通貨などを撮影したり、無料の水<上右>を確認したりして、結局シャワーを浴びると、深夜の2時であった。(註4…タイなど東南アジアでも、使用後は紙を使わず水で洗う方式である。とはいえ、ホテルではもちろん、トイレットペーパーを常備している。一般では、水を汲む小ぶりの桶などを使用する。このノズル方式は、パキスタンでも見た。)Next→バンコク初日


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